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第125回 「相手と自分」(1) - 人の目を気にして焦る自分

これは、ある日のタクシーの運転手さんとの会話です。

「おはようございます。○○までお願いします」
「上通りますか?下の方がいいですか?」
「あ、どちらでも。」
「じゃー、上から行きますね。上から行った方が道が広いから」
「そうですよね。私は、とてもここら辺は運転する自信はないですよ」
「そうですか。あ、皆、勘違いしちゃうから。細い道だったら、自分は待って、相手の車に行かせたらいいんですよ。最初はね、私もバスだの、トラックは、親切で譲ってくれてるのかな、って思ったんですけれど、しばらくして、『あ、自分が楽だから譲ってるんだ』って気づいてね。焦らなければ、この方法がいいですよ。」
「まあ、良い事を教えていただいて、なんだか、人生と同じですね」
「いやー、そう言われると困っちゃうな。私は、人生は失敗してるけど、車の運転は続いているから・・・」

よく、考えてみると、人生も同じで焦って速く行こうと思ったり、何でも自分がしなければならない、と考えると「より大変な道」を選んでしまうのかもしれません。
「より大変な道」は、細く、くねっていたり、自分が通るまで相手に待ってもらわないと通れないので、ドキドキしながら、周りの目を気にしながら、車をこすらないように神経をつかいながら、緊張して道を進まなければならなくなります。

人生、生きていると色々な事がありますが、特に子育てをしている時は、自分のことではないだけに、ゆとりがなくなり、焦りがちです。
そんな時には、このタクシー運転手のおじさんの話を思い出してみてください。
子育ての目標は、まず、心身ともに子どもが自立できる大人に育つ事が第一で、勉学優秀も、スポーツ万能も、才色兼備もこの第一目標をクリアしなければ、あまり意味がないように思います。

焦ったら、「ゆっくり、相手に先に通ってもらったら、いいんだよ」を思い出してみてくださいね。
自分が困ったら、相手に任せてみるのもありですし、少し歩みを止めて、周りを見て、深呼吸すると少し違う世界が見えてくるかもしれませんよ。

子育ては、大変です。めんどうくさいです。そして、お休みがありません。
だから、ちょっと一息お休みをする習慣を作ってみて下さいね。

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