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第128回 親子の関係 - 叱れないママ

夏休み明けのカウンセリングに若いママがみえました。
何だか、とても疲れているみたいです。
「どうなさいました?」と尋ねると「あの、子どもは5歳なんですが、言う事をきかなくて暴力まで振るうようになってしまって・・・最近、色々な事件があるので心配で、どうしたらよいのかを教えていただきたくて・・・」と小さな声でおっしゃいました。

子どもが親に対して暴言をはいたり、暴力を振るうときには家庭内のルール(ハウス・ルール)が決まっていないご家庭が多い気がします。
ハウス・ルールの一番大事なことは「駄目は駄目」という理由が何であれ、してはならない事を学ぶ事なのだと思います。

ただ、最近は何でも理由を説明する社会で、2、3歳の子どもにまで説明をして説得しようとする親御さんが多い気がします。
これは、年齢的に理解力がまだ身についていないので無理だと思います。
子どもには、その年齢に合った叱り方があるのでそれを活用した方がイライラしないと思います。
また、叱る事、叱られる事が子どもの身についていると、「叱られた=してはいけない事」という納得ができるので、子ども自身も楽なのだと思います。

この根っこを辿ると親自身が「NO」を表現でき、受け止められるか否かに深い関係があるような気がします。
「NO」が言えなければ、本当の「YES」はないわけで、簡単にこれを説明すると、「YES」しかなければ、どちらかを選ぶ事ができないので、子どもは、選択肢を身につける事ができなくなるのだと思います。

ご相談のママに話をもどすと、どうやら、「叱る事=怒る事」だという気がしたので、怖くて叱れなかったようなので、「叱る=子どもの心身の安全を守る為」であり、「怒る=親のイライラ」である事を説明し、ご理解いただけました。
具体的に何をお奨めしたのかと言うと、「しては、いけない事をしたら、『駄目』をいう。説明はしない」事を実践していただく事にしました。

結果は、というと、1週間足らずでママからメールを頂き、「以前が100としたら、今は暴力は30ぐらいに減りました。
私に、勇気がなかったのですね」と書かれていました。

このママは、勇気がないのではなく、わからなかっただけ。
いままでしていた事を変えるのには、たくさんの勇気と信じる心が必要です。

ママ、頑張りましたね!

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