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第130回 親子の関係 - ご都合主義の親

「私たちは、この子の為に、一生懸命働いて、高い授業料を払って、お稽古にも通わせたのに、今更 不登校なんて、困ります。先生、どうしたらよいですか?通いますから、どのぐらいで治りますか?」

これは、まだ8歳のお子さんについての話です。
そこで、まず、カウンセリングとは、本人が通いたくない場合には、受けても効果がない事。
そして、年齢が低いので、ご両親、もしくは保護者がカウンセリングを受ける方が効率が良い事をお話ししました。

「え、どうしてですか?これは、この子の問題でしょう?私は、子どもの為を思って色々してきて、何がいけないんですか?」

まだ8歳なので、「この子の問題」 ではなく、家族全員の問題である事を話しましたが、あまりご理解いただけないようでした。

多分、親が良いと思ったお稽古を子どもにさせる場合には、「あなたの為を思って」と説得するのでしょうし、自分の都合が悪くなると 「あなたの問題でしょう」 とご都合主義の親は、言うのかもしれません。

でも、ちょっと待ってくださいね。
親が良いと思ったお稽古は、子どもにとって良いものかもしれませんが、それ以前に子どもの意志を確かめる事をしたのでしょうか?
そして、子どもが困っている時に、一緒に考える事はしたのでしょうか?
ちょっと、寂しい関係ですね。

私たちは皆、多かれ少なかれ 「ご都合主義」 です。
まして忙しい毎日の中で先を読みながら生きていくのは大変です。
ただ、子どもは大人をお手本にしますから、都合で変わるお手本は、信用しなくなってしまいます。

都合で左右されない為には、ハウス・ルールが必要ですが、簡単な子育てのルールは、年配の友人が 「子どもはね、話を聴いてやって、その時に子どもが関心のある事を誉めてやって、おいしいものを食べさせていたら、いいんじゃないの」 と言っていたのを思い出しました。
でも、それって子どもを見守っていないとできない事ですよね。

ご都合主義に走る時は、自分が急いでいて先を見ている時。
そんな自分に気づいたら、「今」 にもどって、少し 「今だけ」 を見てみませんか?
先を見ると焦りますし、後ろを見続けていると、先に進めませんから。

ほっと一息、今を見て下さいね。

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