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第138回 一度に全部ではなく、一日に一つ

COVID-19の発生で、私たちの生活も、意識も少し変わったような気がします。
とりわけ、「命」と「経済的な生活」の二者選択を突き付けられる場面もありました。
ただ、落ち着いて考えてみると、どちらが欠けても成り立たないので、両方が共存できるバランスを自分の中で見つける以外はないのだと思います。

自分の心のバランスをとることができるようになると、子どもにもそれは伝わりますので、周りの急な変化にも対応でき、少しは安心して毎日を送れるようになると思います。

やり方は、とても簡単なのですが、慣れるまで、繰り返すことが大事です。
例えば、「毎日、家にいる事が多いから、体を動かしたいな」と思ったとします。
人によっては、「ジョッギング」とひらめき、ウエアからコースまで準備周到にそろえるかもしれません。また、「やってみてから、道具は揃えよう」と思う人もいるかもしれません。
どちらが良いか、という話ではなく、性格的なものなので、大人の場合にはどちらでもよいのですが、子どもの場合だと、準備周到に揃えてしまっては、後々子どもの負担になりかねません。
大人の場合には、道具を揃えることは、目的意識や、達成感につながるようですが、子どもの場合には、道具を揃えてしまうと「やり続けなければならない」と思うプレッシャーがかかり、そこから「楽しさ」は消えてしまいます。
また、道具を揃えるのには時間もかかりますので、「やりたい!」と思う気持ちが持続する保証もありません。

そこで、ご提案は、「気持ちを大事にするため」に、したいことを一つ選び、その日にしてみることなんです。
大きな計画であれば、小分けにして一日の区切りをつくるのもよいかと思いますが、まず、「全部やろう」と思わないで、「とりあえず、ひとつだけ」の気持ちが大事です。
やってみると、実感なさると思いますが、「一つだけ」をすることで、丁寧に、自分の納得がいくように、大事にその時間を過ごせる事に気づかれると思います。

子どもと一緒に過ごしていると気づくことは、子どもは、「何かしたい」と思うと、直ぐに「したい」、直ぐに「できる」と思い、大人が口を出さなければ、黙々と集中して「やりたいこと」をやり遂げます。
そして、「黙々と」何かをしている時には、頭と心はリラックスし、集中しているので、一石二鳥です。
また、自分でできない場合には、「どうしたら、できるのか」を一緒に考えてあげてください。

ただ、ゲームをしている時は、別の話です。「黙々」としていても、その間、脳は強い刺激を受けながら、「もっと刺激がほしい」信号を送り続けるので、頭も心もリラックスはしないのだと思います。

今日、したいことはなんですか?
家にあるもので、デザートでも作ってみましようか?

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