メルマガno.140

p4u_logo01.jpg

LinkIconLinkIconLinkIcon

過去のメルマガ

第140回 少し、癇癪をコントロールしよう

子どもの癇癪についてずいぶん書いたので、今回は大人の癇癪について考えてみたいと思います。
4歳ぐらいまでの子供の癇癪は成長過程において必要な体験ですが、大人の癇癪はコントロールしたいですよね。
ここで、大人の癇癪を取り上げた理由は、子どもは大人の真似をするので、やっかいな癖は身につけてほしくないからです。

では、大人の癇癪とは、何でしょう?
例えば、ママ友と数週間後にランチの約束をしていたとします。
そして、ママ友から、「急用ができたので、行かれなくなっちゃった。ごめんなさい」と連絡が入りました。
たまたま、予約を入れるのが大変なお店だったので、「嘘!予約せっかくとれたのに!大丈夫だっていったでしょ!」と内心キレてしまったとします。
でも、後日、ママ友から謝りのラインが入り、どうしてキャンセルしたのか、その理由も理解でき、自分は、納得しました。
この場合は、癇癪ではなく、怒りです。

同じ状況で、ママ友から連絡が入り、「あら、そうなの。心配しないで。大丈夫だから」と言いましたが、その後、2週間ラインも電話も取りませんでした。
この場合は、あきらかに癇癪です。
後者の場合は、約束を守らなかった相手に対して罰として、連絡を切ってしまったのです。
直接的なコミュニケーションではないので、分かりにくいですが、後者の場合には、約束したのに、相手が約束を変更したことは「悪いこと」として判断し、その決めつけを正当化するための「無視」だったのです。
この「無視的対応」を実行するのは、この方法を使うと、相手に罪悪感を植え付け、相手をコントロールできることを知っているからなのです。
嫌な方法ですね。
そして、もっと困るのは、このコントロールの方法を使う本人が、自分の気持ちをコントロールできていないことに気づいていない事です。

では、どうしたらよいのかといえば、子どもの癇癪と同じで、相手と距離を保ち、冷静でいる事です。
ただ、相手が飲酒をしていたり、暴力をふるう人である場合には、安全最優先で、その場を離れる事です。
そして、危険な状況でない場合、少し落ち着いたら、共感を持って話を聴きましょう。
多くの場合、癇癪を起す人は、自分の思い通りにいかないと愛されていないと感じる人のようです。

ご自分が癇癪を起した時は、落ち着いたら、相手に謝って、それから自分と向き合いましょう。
自分の思い通りに行かないことがあっても、決して愛されないわけでもないですし、見捨てられたわけでもないですし、ダメな人間なわけでもないですし・・・もう、癇癪の仕組みがわかったのですから、少しづつ、癇癪は起きなくなると信じてください。
怒りと癇癪とは、違うのですから。

疲れて、癇癪を起すのなら、その前に、「疲れたから、少し休むね」と言えたほうが楽ですし、子どもに対して、「何回言ったらわかるのよ!」何回も言わせるお前が悪いというメッセージが子どもに罪悪感を植え付け、自分は、何回も言われてもできないダメな子どもがと思ってしまう可能性もあります。
こんな時には、「何回も言うのは、あきちゃったし、ムカつく」と自分の気持ちを素直に言えたほうが楽だと思います。
癇癪とさよなら出来たら、人間関係は楽になりますよ!

All rights reserved by Place.4.u as of 2007